日本語教師の日記

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【日本語教師の求人海外】ベトナム求人は多いのにネパール求人が少ない理由とは?

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定期的に日本語教師の海外求人を調べているのですが、いまだにネパールの求人を見たことがありません。その理由を西日本新聞の記事で発見しました。

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目次

留学生数国別ランキング

日本にいる外国人留学生は、平成27年度調査で、

1位 中国   94,111人

2位 ベトナム 38,882人

3位 ネパール  16,205人

となっています。

「日本人の海外留学者数」及び「外国人留学生在籍状況調査」等について

国内には1万6000人ものネパール人留学生がいるのに、ネパールから日本語教師の求人がないのはなぜなのか?

ネパールでは日本語が話せないネパール人が日本語教師をやっている

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日本語学校と留学生の深刻な問題は、ほとんどのマスコミからスルーされていましたが、昨年末から西日本新聞が報じ始めました。

西日本新聞によると、ネパールの日本語学校では、日本語がほとんど話せないネパール人が日本語教師をやっているそうです。ネパールから日本に来る留学生の多くは、学問ではなく労働が目的。しかも日本語が話せない。それを分かっていて日本語学校も受け入れる。苦労するのは現場の日本語教師とネパール人留学生。儲かるのはネパールと日本の仲介業者と日本語学校。嬉しいのは日本政府。留学生30万人計画が現実味を帯びてきました。実態はめちゃくちゃだけれど。

ネパールは貧乏なので日本人の日本語教師が雇えない 

日本語教師の給料は、国内でも海外でも日本人の賃金としては最低レベル。例えばタイでは、日本人の最低賃金は5万バーツ(15万円)と定められていますが、日本語教師は例外で、2万〜3万バーツが相場です。

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そんなに安い日本語教師の給料であってもネパールでは払えません。以下のグラフのとおりネパールの一人あたり名目GDPはタイの8分の1。ほんとうにお金がないんです。

ネパール、ベトナム、タイの一人あたり名目GDP

西日本新聞の記事によると、ネパールの公務員の月収は3万円。

欧米であれば月収3万円でもボランティアでも日本語教師をやりたい日本人はたくさんいるでしょうが、ネパールまで行って3万円の月収で日本語教師をやりたい日本人はいないようです。もっともネパールでは日本語学校が増加傾向にあるので、今後は差別化のため日本人の日本語教師を雇う日本語学校も登場するかもしれません。アジアだと安いところで月6万円から日本語教師の求人があるので、ネパールが6万円出せるかどうかですね。

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